2024年1月8日

新年のごあいさつ

謹んで新春のお慶びを申し上げます

 

令和5年度、本校は創立20周年を迎え、10月6日には、記念式典を多くの関係者のご臨席を賜り盛大に挙行することができました。これまで物心両面から本校を支えてくださった地域の方々、関係企業の方々、保護者の方々、歴代校長先生方をはじめとする教職員の方々のお陰と心より感謝申し上げます。

 

私は、企業の方、あるいは地域の方とお話する機会が多うございます。そうした会話の中で「うちの会社を支えてくれているのは、北稜の卒業生ですよ。」あるいは「北稜の生徒には、これからの富士北麓地域の未来を是非担ってもらいたい。」など、とてもうれしいお言葉をかけていただきます。このように、20年間に巣立った卒業生たちが、それぞれの立場で、本校において育んだ力を思う存分発揮し、富士北麓地域の担い手として活躍してくれていることは、この上ない喜びでございます。

 

開校当初に制定された校訓「明日を拓き 未来を創る」の精神が、20歳(はたち)を迎えた本校の校風や伝統としてしっかり根付いていますこと、そして地域に誇れる学校として今に至っていることを、感謝の気持ちとともに、自信をもってお伝えいたします。

そして、18期生、19期生、20期生の在校生、そして4313名の卒業生の皆さんを心から誇りに思います。在校した生徒の力で、この富士北稜高校が今ここに地域を担う学校になったことは間違いありません。このよき学校風土や伝統を「明日」に向けて、「未来」に向けて、継承し、富士北稜高校を一層、発展させてほしいと切に願います。

 

私は、令和6年3月末をもって退職となりますが、富士北麓地域を担う人材育成のため本校がより大きな挑戦を続けて行く学校となりますよう願っております。

「永遠にかかげん われらがあつき灯」 校歌の一節とともに山梨県立富士北稜高等学校の21年目の新たな一歩を踏み出す新春の挨拶といたします。

本年も何卒よろしくお願いいたします。