保健の部屋

(1)健康管理は自分が主役
「気持ちが悪い」「頭が痛い」「身体がだるい」と言っては、朝から保健室へ来る人がいます。その症状は2~3日も前から続いていると言います。自分でも変だと思いながら、医者に行くほどではないと勝手に判断しておいて、授業は受けられないからと保健室にきます。また、自分では調子が悪いのに「お母さんが行けと言うから学校に来た」と平気で言う人がいます。学校には、自分が授業を受けられる健康状態で登校してください。
自分の身体に関心を持ち、調子の良い時と悪い時、無理をするとすぐ現れる症状など、自分の特徴をよく知っていくことが健康管理の第一歩です。卒業までには、自分の健康管理・行動のコントロールができるようになりましょう。

 

《 基 本 》
①規則正しい生活習慣(生活リズム)を自分のものにする
・起床は休日でも同じ時間に起きる(遅く寝たときでも)
・遅くとも午前12時までには布団に入り、質の良い深い眠りをとる
・朝食を毎日食べる(脳へのエネルギー補給、肥満及び登校後の腹痛予防にもなる)

 

②自分に合ったストレスの発散方法をみつけていく
・思春期なので誰もが悩みを持っていることがあたりまえ
・自分一人で深く考えすぎない(友人や先生、信頼できる大人に聞いてもらう)
・自分が打ち込めるものをみつける(好きなこと、夢中になれること)

 

(2)困った時の保健室利用方法 (2号館1階、中央)
登校してから体調が悪くなったり、授業中や休み時間にケガをした時など、また一人で悩んでしまうことがある時など保健室のルールに従って利用しましょう。

 

①入室の際は、必ずノックをしてから入ること(緊急時を除く)
*エチケットであると共に、衣服を脱いで処置をしていることもあるので特に気を付けて欲しいです

 

②自分の症状について、具体的に順序よく話すこと(身体の名称は言えますか)
*いつから、どこが、どんなようすなのか、

 

③今の症状について家でしてきたこと
*朝食後に家にある○○という薬を飲んできたとか、朝体温は○度あった

 

④具合の悪いときは、ベットで休養させ様子を見ることがある
*休養後、状態により早退させたり、直接病院へ連れて行くこともある

 

{早退の手続き方法}(保健室から早退する時)
ア 『早退連絡票』に本人の訴えた症状、保健室での観察内容、保健室での応急処置内容、早退後のお願い事項、を記入して本人に持たせる(養護教諭の印)
イ 職員室前の長机に「早退届」があるので、必要事項を記入して『早退連絡票』と合わせて担任に見せ捺印をもらう→年次主任→教頭先生まで押してもらうこと
ウ 手続きが終わったら、荷物を持って帰る
エ 『早退連絡票』の一番下の余白に、家での様子を保護者に記入してもらうこと
(休ませて熱は下がった、高熱になり救急病院へ行った、薬を持たせるなど)
オ 回復し登校してきた日には『早退連絡票』を保健室へ提出すること

 

*どうしてこんなに面倒な手続きを行うのでしょう。
高校は義務教育ではないので出席日数は、単位の履修・修得のために大変重要です。また、もしも地震等の災害などが起きた場合は、安全で確実に避難させるためにも必要です。学校は登校してきた生徒が、どこで何をしているのかを把握しておく責任があります。

 

⑤保健室は学校で起きた負傷や内科的症状に対して救急処置をするところなので、家での怪我や継続の治療は原則しません。

 

⑥保健室は無料の薬屋ではありません。

 

⑦健康上の心配事や不安などにはいつでも相談に応じますので、気軽に話に来てください。また、保護者の方からのお電話等も受け付けています。(秘密厳守)

富士北稜高校の保健室では「保健生徒相談部」という名称で係りの先生方が、さまざまな心の悩みにも広く対応していきます。必要に応じて、専門機関との連携やスクールカウンセラーの派遣要請などもおこないます。希望がある場合は申し出てください。

 

(3)定期健康診断を受けましょう
一年間健康で勉強やスポーツに打ち込めるよう、また自己の健康管理に役立てるために4月から6月にかけて、各種の健康診断が授業時間帯に学校の中で行われます。
検診の結果、精密検査を受けることが必要な場合や治療を勧める場合は、一人一人にお知らせを出します。保護者の方の責任において、かかりつけ医や専門医を受診して必ず結果を保健室へ提出してください。
[身体測定・内科検診・歯科健診・結核検診(胸部レントゲン)・耳鼻科検診・眼科検診・尿検査・心電図検査]

 

*検査の結果、学校生活や体育の授業等で配慮が必要な場合は必ず申し出てください。

 

(4)学校感染症ってなに
学校は集団生活の場ですから感染症にかかった場合は、

 

①本人が治療に専念するため

 

②他の生徒への感染を防ぐため
出席停止 (出席すべき日数から感染症で休んだ日数を引くので欠席ではない)という対応をします。そのためには手続き上、医師の診断書または証明書が必要になります。学校感染症と診断されたら、必ず学校への連絡とともに診断書か証明書(保健室に用紙があります)を提出してください。

 

《 おもな感染症 》
ひゃくにちぜき  ま しん  りゅうこうせいじかせんえん
インフルエンザ・百日咳・麻しん(はしか)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・結核・ふうしん・すいとう・いんとうけつまくねつ ・風しん(三日はしか)・水痘(みずぼうそう)・咽頭結膜熱(プール熱)・流行性角結膜炎・伝染性紅斑(リンゴ病)・手足口病・その他の伝染病など

 

(5)日本スポーツ振興センター制度を知っておきましょう
この制度は、学校管理下における生徒の負傷、疾病、障害、死亡に関して必要な医療費の給付や見舞金給付のある災害共済給付です。入学時に『加入に関する同意書』を提出した生徒においては、掛金を一括支払いしてありますので負傷した場合は手続きを申し出てください。

 

【学校管理下とは】授業中、部活動中、休憩時間中、登下校中、各種学校行事
部活動の公式試合、他校との練習試合、検定試験等も含む

 

【給付対象】体育の授業や部活等で怪我をした時に保険証を使って病院や整骨院などで治療を受け、治るまでに費用が5千円以上かかった場合が対象となります。(家族の負担額は3割なので実際の支払いは会計で1500円以上)

 

【給付申請の手続き】保健室に用紙があるので、かかった病院へ持っていき医療費の点数を記入してもらい、保健室へ提出する。用紙は一月につき一枚です。 (整骨院は用紙が異なります)

 

【申請金額の給付】保護者 → 学校 → 山梨県教育委員会 → 日本スポーツ振興センター
センターの給付審査会で内容が検討され認められると今度は逆に、
日本スポーツ振興センター → 山梨県教育委員会 → 学校 → 保護者
学校の事務室から各家庭に通知が郵送されます。給付金は保護者届け出の口座へ振り込まれます。

 

*申請から給付まではこの様な過程をとおるため、最低でも3ヶ月以上かかります。