2018年11月27日

快挙 高校生の甲種危険物取扱者試験合格者の表彰

高校生の甲種危険物取扱者試験合格者の表彰

 

本校、2年次生機械テクノロジー系列所属の山中 拓海さんが、10月27日に実施した「甲種危険物取扱者」の国家資格に合格しました。

 

山中拓海さんが、甲種試験を受けようと思ったきっかけは、1年次生の2月に乙種4類に合格し、その時に機械テクノロジー系列の先生から「甲種も合格できたら高校生としては凄いことだぞ」と言われたことでチャレンジしてみようと思ったと言っていました。6月には乙種1類3類5類に合格し、10月には甲種に合格しました。男子バスケットボール部に所属している山中君は、練習後帰宅してから夜に毎日2時間、学校では授業の合間の休み時間を使って勉強に取り組んだと言っていました。本校開校以来、初の合格者、快挙となりました。おめでとうございます。

 

「危険物取扱者」は、ガソリンスタンドや化学工場など危険物を取り扱う施設で必要な国家資格で甲、乙、丙の3種があり、甲種は消防法上の全ての危険物を取り扱うことができる最上のランクです。

※ 昨年度の甲種試験の合格率(全国)は37.3%で、高校生は20.4%でした。

 

山梨県における高校生の甲種危険物取扱者試験合格者は、平成20年4月に高校生の受験が可能になって以来、15人目。

県内総合学科高校では初の合格です。

 

現役高校生の甲種試験の合格は難関であり、試験実施機関である一般財団法人消防試験研究センター山梨県支部から、表彰状の贈呈式が本校校長室で、11月26日放課後に行われました。

 

 

<甲種危険物取扱者試験>

ガソリンや灯油などの引火性液体をはじめとする危険物を多量に取り扱う施設では、「危険物取扱者」を置くことが消防法で義務づけられている。国家資格である危険物取扱者の資格を取得するには、各都道府県で実施する試験(一般財団法人消防試験研究センターに委任)に合格する必要がある。甲種は消防法上の全ての危険物の取り扱いが可能。

  • 試験内容

危険物に関する法令(消防法等)、物理及び化学、危険物の性質並びにその予防及び消火の方法

  • 平成29年度の甲種試験の合格率(高校生)
  1. 全 国  受験者   954人 合格者 195人 合格率20.4%

(参考:全体受験者22,504人 合格者8,388人 合格率37.3%)

  1. 山梨県  受験者     3人 合格者   0人 合格率 0.0%

(参考:全体受験者   85人 合格者  34人 合格率40.0%)

 

*写真の上段2枚‥‥消防試験研究センター山梨県支部の清水様から山中君へ表彰状が贈呈されるところ

*写真の下段左‥‥‥左から 危険物試験指導担当の名取教諭、山中君、羽田校長、清水様